設立の趣旨

 東播磨は、舟運の歴史に代表されるように、かつては河川、ため池、海岸等の「水や水辺」と関わりながら、生活を営み、地域社会や文化を形成してきました。
 しかし、地域の東西軸を中心に大きな開発構想が進展し、水系を中心とした南北軸は埋もれがちになってきています。
 その埋もれがちである南北軸に光をあてて、自然や社会的資源を住民の共有財産として見直し、また、多彩な交流のなかで生まれる心のつながりを大切にした快適で質の高い生活・文化圏を目指すことを目的として「東播磨流域文化協議会」が設立されました。
加古川

設立からの経緯

【設立当初】
 東播磨流域文化協議会は、東播磨にある恵まれた水辺環境や歴史的資源、社会的資源を生かしながら住民や行政が一体となって地域づくりに取り組むため、住民、民間団体、行政等によって平成6年8月8日に設立されました。
 そして同年、先人の貴い努力によって創られてきた自然や、水辺、そこに培われてきた歴史や文化、営々と築かれてきた生活や生産基盤などの資源の活用を図り、真に豊かさが実感できる地域づくりの基本的方向を提示する「東播磨流域文化ビジョン」と、東播磨流域文化ビジョンの趣旨を踏まえながら、スポーツ・レクリエーションを中心とした施設・情報などのネットワーク化等を図る「東播磨スポーツ回廊計画」を策定しました。

【計画策定後】
 その後平成7年度以降は、東播磨流域文化ビジョン並びに東播磨スポーツ回廊計画の両計画に基づき、住民、民間団体、行政等が一体となって、地域の自然的・社会的資源を住民の貴重な共有財産として見直し、多様な施策の展開を通じつつ生活者の視点に立って、快適で質の高い生活・文化圏を共につくりあげていくことを目的として様々な事業を推進してきました。
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【ビジョン見直しと新ビジョン策定に向けて】
 東播磨文化ビジョンは平成7年度に策定され、中間見直しを平成11年度末に行うこととしていました。
 一方、兵庫県においては「兵庫2001年計画」の終了年次が平成12年度末となっており、新しい地域ビジョンを平成12年度末までに策定することとなっていました。
 そこで、
  • 両ビジョンとも地域住民が中心となって、地域の将来を策定する指針である
  • 協議会の役割・性質を考えると、地域ビジョン策定にあたっては協議会も積極的に参画することが必要かつ妥当
 という理由から、東播磨県民局と東播磨流域文化協議会が協力して新ビジョンをつくることとなり、その結果、平成12年度末に地域住民自らが地域の将来像を描き、その実現に向けて主体的に取り組む指針である『東播磨地域ビジョン』が完成しました。(下イメージ図参照)

   イメージ図

【地域ビジョン策定後の東播磨流域文化協議会】
 地域ビジョン策定後の平成13年4月、協議会の事務を担当していた東播磨県民局は、県の機構改革により東播磨県民局と北播磨県民局に分割されました。
 しかし東播磨流域文化協議会は東・北両県民局共通の地域ビジョンに基づき、豊かな水辺空間等の地域資源を活かした地域づくりの推進や、上流域・下流域間の相互交流・連携の促進等を目標に掲げ、地域ビジョンの推進及び実現を担う一団体として活動しています。
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